死都日本

死都日本

超弩級クライシスノベル<第26回メフィスト賞受賞作>
本書を読まずして、我らが大地に無自覚に佇むことなかれ…。
東京大学理学部松井孝典教授大絶賛!

……ということだが、いや、もう確かに、その通り。
まだ最初だが、九州霧島でおこる死者数百万人規模の巨大火山噴火により、日本が、そして世界がどうなっていくかが、リアルに描かれていく。数万年に一度(ということは必ずおこる)巨大噴火に、人々は抗すべき手段をもたない。そんな中で、生きのびるということはどういうことか、を問いかけられる小説だった。


新潟中越地震のこともあるし、とりあえず避難袋をきちんと用意しようかなぁ……。