え〜、すごく好き、こういう話。

「若さと孤立ゆえに破局にむかいつつある女王。その前に現れたき謎の戦士。彼は、女王に永遠の忠誠を誓う。やがてふたりは、互いをかけがえのないものと思い合う。だが、じつは……」

いや、もう、直球ど真ん中。それが心地いい。
続編を必要としない、きっぱりくっきりしたハッピーエンド……も好み。
いや、いいものを読ませていただきました。

ライトノベルというジャンルでなら、教養小説(Bildungsroman)は、まだまだ生きのびられる、いや、むしろ積極的に書かれるべきだと思う。
自分もふくめて……。